ゴーストは「アントマン&ワスプ」で初登場するヴィランです。実は原作コミックでもあまり注目されていないキャラクターで、調べても有力な情報はあまり出てこない謎だらけ。原作ではアントマンとゴーストとの間には直接の関係はなく、むしろアイアンマンとの関わりがあるヴィラン。
この記事はアントマン&ワスプの内容が含まれています。
「アントマン&ワスプ」のエンディングシーンは、アントマン以外の全員が消滅してしまい量子世界に閉じ込められてしまいます。作中ではゴーストが消滅どうかは不明で、アベンジャーズ4において原作で所縁のあるアイアンマンと邂逅する可能性がでてきました。
この記事では謎だらけのゴーストについて、原作での情報を中心に解説していきます。映画との違いについてもまとめていくので、ゴーストについてしっかり理解できます。
ゴーストとは
ゴーストが初登場したのは「アイアンマン#219」です。もともとIT企業のプログラマー兼エンジニアとして働いていましたが、物質を通り抜けることができる能力を持つようになった男性ヴィランです。
原作ではアントマンとの絡みはなく、アイアンマンやスパイダーマンと深い関わりを持っています。ただし、原作コミックでも正体が明かされていない謎だらけの人物。アニメやゲームに登場するようになって、徐々に認知されるようになってきました。
◆ゴーストが所属していた組織
ゴーストは主に2つの組織に所属していました。1つめが「A.I.M.」です。これは「アイアンマン3」でキリアンをリーダーとしてエクストリミスによる人体実験やテロ行動を行っていた組織なので、ピンと来たかたも多いのではないでしょうか。
もう1つは「サンダーボルト」です。こちらは映画のMCU世界には未登場です。原作ではアイアンパトリオット扮するグリーン・ゴブリンもリーダーを務めた組織です。何度かメンバーは入れ替わりますが、ホークアイやブラック・ウィドウも所属していたことがあります。
◆コミックでの活躍
ゴーストは技術者としてはかなりの能力を持っていた人物のようです。例えばACCUTECHという会社に雇われたとき、放射線も放つ武器になるベータパーティクルジェネレータを開発。アイアンマンによってACCUTECH(スターク・インダスクトリーの子会社)が買収されたことで、ゴーストは追い出されますが、これがきっかかで恨みをかうことになり2人が戦ったという経緯があります。
その他、「アイアンマン2」にも登場したジャスティン・ハマーの元で働いていたり、A.I.M.の元で働いていたりと、アイアンマンと敵対する組織に所属することが多く、よく対立していました。
映画のゴーストは
「アントマン&ワスプ」に出てくるゴーストは女性であり、原作とはかなり異なります。さらに映画ではその正体も明らかになっています。
主な能力
- ものをすり抜ける能力
- 体を透明にする能力
体を透明にする能力は、量子エネルギーによって操作できるようです。
◆ゴーストの正体
映画ではゴーストの正体はエイヴァ・スターという女性です。エイヴァの父であるエリアス・スター(エッグヘッド)はもともとピム博士の同僚であり、量子研究の事故によって妻ともども命を落としています。またこの時の事故がきっかけで、エイヴァはゴーストの能力を身につけます。
その後、ゴリアテがエイヴァのことをサポートし続けていました。 事故で手に入れた透明化する能力はエイヴァは完全に操れるわけではないようで、その制御には量子エネルギーが必要。映画のラストでは、ゴーストの能力安定のために、スコットたちがが助けに行くシーンがあります。
キャストについて
映画でゴーストを演じるのは、ハンナ・ジョン・カメンです。ナイジェリア人とノルウェー人のハーフで、ファッションモデル出身の人気若手女優。スタイルがいいだけではなく、アクションまでできるので、映画内のスタントも自分自身でやっています。
2011年の女優デビュー以降、「ゲーム・オブ・スローン」「ブラックミラー」など数々のTVシリーズに登場しています。さらに2015年には「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、2018年には「トゥームレイダー/ファースト・ミッション」とハリウッド映画への出演も増えてきつつあり、今注目の女優といえます。
まとめ
ゴーストは、原作コミックでも謎だらけのキャラクターです。原作と映画で結構設定が違うのもポイントになってきます。映画で演じるのは、ハリウッドでも注目を集めている女優ハンナ・ジョン・カメン。
ゴーストは透過能力を持つとともに、ピム博士への恨みからピム・テックの技術を狙っています。アントマンとワスプの前に立ちはだかるゴーストは、2018年8月31日公開の「アントマン&ワスプ」で初登場します。
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