ヴェノム

【ウッディ・ハレルソン】どんな映画作品経験を持つ俳優なのか?ヴェノムのオファーを受けた経緯は?

映画「ヴェノム」が全米公開されている中、次作に向けた動きも続々と話題となっています。

本作公開直前まで配役が謎とされていた俳優ウッディ・ハレルソンは、クレタス・キャサディ役=カーネイジであることが明らかとなりました。次作で大々的な出演となる模様です。

ウッディ・ハレルソンは、映画で癖の強い役柄を演じるのに長けているとの評価が高い俳優で、過去は悪役やスキャンダラスな役を多く演じてきている”怪優”と言われています。

しかし、最近ではそれだけでなく、「スター・ウォーズ」シリーズの「ハン・ソロ」ベケット役や、「スリー・ビルボード」保安官役が挙げられます。いずれも主演のよさを引き出すための重要な役どころを演じていました。

「ヴェノム」次作で、ウッディ・ハレルソンの演技を存分に堪能するために、彼がどんな経歴で、過去どんな作品に出演したのかをいくつか、まとめてみました。

ウッディ・ハレルソンって、どんな映画俳優?

ウッディ・ハレルソンは、1961年アメリカテキサス州生まれ。両親は、父親がマフィアの雇われ殺し屋で母親が弁護士秘書と、一風変わった生まれの様子です。父チャールズは実際に殺人を犯しており、服役中に亡くなっています。

ニューヨークで演技を学び舞台デビュー、人気コメディのテレビシリーズ「チアーズ」で国内の知名度をあげたのちに、1992年から活躍の場を映画界に移しました。

頭角を示したのは1994年の「ナチュラル・ボーン・キラーズ」です。殺人鬼カップルを演じました。それを皮切りに、数々の映画に出演しています。「ノーカントリー」などにも出演していることから、バイオレンス/クライムサスペンス系イメージの強い俳優だと言われているようです。

また、プライベートでは環境保護や反戦などの社会活動家という側面もありながら、マリファナ栽培やパパラッチを殴って逮捕されるなど、やや問題ある過去も。上記イメージは、公私ともに醸成されちゃってるのかもしれません。

ウッディ・ハレルソンはメジャー映画の常連俳優!出演作品数多すぎ!

ウッディ・ハレルソンは、多くの出演作品経験を持っており、その幅は、実に広いものとなっています。バイオレンス系からコメディ系、はたまた政治ドラマまで。しかも役の幅も汚れ役、刑事役、大佐役、人のいい偏屈おじさんなどなど。

タイトル名を全部出すだけで、この記事が終わってしまいそうなので(笑)、上記に挙げた以外の作品として、知名度の高いものだけでも挙げてみると「ハンガー・ゲーム」「グランド・イリュージョン」「猿の惑星」などもあります。

言ってみれば、ある程度映画を見ている人であれば、「ああ、あの人ね!いるいる!」的に、多くの役柄で出演している俳優で、どんな作品にもその役のよさを出し切れる実力を持っているということになるでしょう。

 

ウッディ・ハレルソンの素晴らしさを、一本でサクッと堪能するなら「ゾンビランド」!

というわけで、なかなか絞りきれないので今回、勝手にウッディ”らしさ”で選ぶとするなら、2009年の「ゾンビランド」です。

この作品は、アメリカ全土がゾンビだらけになってしまった”ゾンビランド”で、引きこもりオタク少年コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)と行動を供にする屈強の男タラハシー(ウッディ・ハレルソン)が、ゾンビのいない遊園地を目指す旅をする、という愉快な?ロードムービー的ホラー映画です。

ゾンビだらけのスクリーンに、ちょいちょい差し込まれる笑いがジャブのように効いてくる作品。その中でもウッディ・ハレルソン演じるタラハシーは、粗暴なマッチョ野郎のくせに子供向け菓子にだけはメロメロ、という変人(出演者はたいがい変わり者だらけでしたが)で、かなりの存在感でした。青年コロンバスとのかけあいが最高です。

「ゾンビランド」は、その年の国内映画賞にノミネート&受賞しており、2016年には歴代ゾンビ映画のトップ3入りも果たしています。ウッディ・ハレルソンの演技を観るだけでなく、作品そのものを堪能できることは、お墨付きです。

 

「ヴェノム」オファーを受けたのは、「ゾンビランド」監督ルーベン・フライシャーだったから

しかも実は「ゾンビランド」は、今回の「ヴェノム」とも密接な関わりがあります。それは、監督がルーベン・フライシャーであることです。

ウッディ・ハレルソンは、今回のオファーを受けた理由をインタビューでこう語っていました。

「『ゾンビランド』を撮ったルーベン・フライシャーの作品だ、というのが大きかったですよ。それからトム・ハーディ、彼をすごく尊敬してますし、最高の俳優だと思ってます。それから素晴らしい脚本もあって。出るべきだと思ったんです」

ルーベン・フライシャー監督は、腹黒ジョークも小気味良く織り交ぜる作品を多く生み出しており「ゾンビランド」はその代表作。名優ウッディ・ハレルソンの目をもってしても、その監督との共作は魅力だったのだろうと推察されますね。「ヴェノム」で、あのキレッキレのブラックコメディ感はさすがにないでしょうけれどね。

 

「ヴェノム」でウッディ・ハレルソン演じるキャサディに期待!

「ヴェノム」一作目では、ウッディ・ハレルソンがサンクエンティン州立刑務所に収監されているシーンがあり、クレタス・キャサディであることがわかります。彼が、シンビオートに寄生されヴェノムの宿敵カーネイジ役になるならば、極悪の限りを尽くしそうな演技は十二分に期待できると言ってよいでしょう。

ちなみに、キャサディのように、乾いた目で殺人を繰り返すサイコパス的要素を先に”予習”しておくなら、ウッディ・ハレルソンの初期作「ナチュラルボーンキラーズ」の殺人鬼ミッキー役をチェックしてみるとよいかも。クエンティン・タランティーノ原案、オリバー・ストーン監督で、当時はあまりの刺激的な殺人鬼っぷりに、上映禁止や年齢制限公開にもなりました。スタイリッシュな作風でもあり、かっこいいですけどね。

こんなウッディ・ハレルソンが、「ヴェノム」でこれからどんな演技を見せてくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。

 

 

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