アベンジャーズ

【アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー】ネタバレ結末まとめ!あらすじから小ネタ、伏線まで徹底解説!

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は、MCUシリーズ19作目となります。これまでMCU作品では5つのインフィニティストーンが登場し、今回で6つ目も揃う、そのストーンたちを題材にしたエピソード。アベンジャーズとしては3作目になります。

2018年4月の公開当時は「え?そういう終わり方!?」と物議を醸したのも、この作品ならでは。実はこの作品は、翌年のアベンジャーズ4作目「エンドゲーム」に向けた序章です。

最大の敵サノスが、ついにこれまでいくつもの物語に登場してきた6つの石=インフィニティストーンを集め始め、アベンジャーズを脅かします。その強敵に立ち向かううためには、多くの手を借りるため、シビルウォー以降に登場したGotGメンバー、ドクター・ストレンジたちも合流します。実に、ヒーローとヴィランは総勢41名。入り混じるストーリーも多くの伏線もあり複雑になってきます。

本作はエンドゲームに直接つながるエピソードを追うとともに、サノスがなぜインフィニティストーンを求め、どうやってストーンを集め、消滅させたのかをわかりやすくできればと思います。6つの石の中でも、今回で初登場の謎に満ちたソウルストーンについても明らかになっているのでその解説もします。

ここでは、

  • 分裂したままのアベンジャーズはどうなっている?重要なポイントをあらすじに沿って解説
  • サノスがインフィニティストーンを集めるその目的は?
  • 絶望のラストと、その後の展開を、他作品も絡めた小ネタ情報で分析

一度見ただけでは、なかなかわかりづらい内容や伏線を中心に解説し、次作のエンドゲームの予習もしつつ、またもう一度インフィニティ・ウォーの良さも味わえるようになれればと思います。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」あらすじを丁寧に解説

物語は「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の最後のシーンから始まります。アスガルドから脱出するソーたちの船団が、襲われてしまいます。乗っていたのはソー、ハルク、ロキ、ヘイムダルらです。ヴァルキリーは別船団で脱出中でした。

「インフィニティストーンを集めて宇宙の生命を半減させる」という野望を抱くサノスは、回収2つ目の石となるテッセラクト(スペースストーン)を狙い、アスガルド船団を襲っていました。サノスの力の前にアスガルド船団は壊滅状態です。ヘイムダルは最後の力を振り絞り、。ハルクを地球へ飛ばし、サノスに殺害されてしまいました。ロキはソーを救うべく石を渡し、サノスのスキを狙おうとするも、失敗して首を捻られ殺されます。船は破壊され、ソーも宇宙に投げ出されてしまいます。

サノスの手には、すでにザンダー星(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」参照)を破壊して手に入れたオーブ(パワーストーン)がありました。これで2つの石が入手できました。そしてサノスは、部下たちに未回収のインフィ二ティストーンを奪って来るよう命じ、まずは地球にある2つの石を回収せよと伝えました。

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サノスチルドレンがNY襲来!

NYのサンクタムに墜落したハルクは、ドクター・ストレンジとウォンと合流します。そしてトニー・スタークは、彼らからインフィニティストーンを巡った状況(2つの石が狙われていること)を聞きます。

上空から轟音とともに、リング状の宇宙船が降りてきました。その様子が、ハルクが墜落した、NYのサンクタムからも見えていました。サノスチルドレンである「ブラックオーダー」のQシップです。出てきたのはエボニー・マウとカル・オブシディアン。ピーター・パーカー(スパイダーマン)はスクールバスからその様子を見て、ネッドの手助けを借りてバスを抜け出してスパイダーマンとなり、現場に急行します。

マウとカルと戦おうとするメンバーの中で、ブルースだけはハルクが表出するのを拒否しているため戦えません。ウォンがカルを北極に飛ばしたものの、マウがストレンジをQシップに拉致し宇宙に向かい、トニーとピーターがそれを追いかけました。トニーがFRIDAYに指示を送ると、ピーターには新たなアイアン・スパイダー・アーマーが飛んできて装着されました。ブルースはトニーが落とした携帯電話を拾い上げ、スティーブに電話をかけます。

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宇宙船ベネターがソーを救出。GotGメンバーは二手に分かれてサノス阻止に向かう

避難船ステイツマンの救難信号を受診していた宇宙船ベネターは、瀕死のソーを偶然拾います。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーによって助けられたソーは、サノスのことを話したところ、ガモーラが「今も昔も野望はただ1つ。人口を半分にして宇宙の不均衡を正すこと」と続けました。

ソーは、リアリティストーンが惑星ノーウェアのコレクターによって保管されていることを口にします。一行はノーウェアに向かうことを決めますが、ソーは失ったムジョルニアの代わりの武器を得たいと望み、惑星ニダベリアを目指そうとします。彼に賛同したのはロケット・ラクーン。「サノスが怖いだけだろ」と言われながらも、グルートとともにソーの目指すニダベリアに向かいました。

ニダベリアは暗闇に閉ざされていました。サノスに脅されインフィニティ・ガントレットを製作したにも関わらず皆殺しにあい、ただ1人エイトリだけが絶望しながら生存していました。ソーたちは工房を再稼働させ新しい武器を作るよう頼み込みます。

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ヴィジョンのマインドストーンが狙われる

もう1つの石マインドストーンは、スコットランドにありました。身を潜めていたヴィジョンとワンダ・マキシモフは、同棲していました。額のマインドストーンに痛みを覚えたヴィジョンに、ワンダも不穏な空気を感じ取ります。ともにアメリカに向かおうとする前夜、コンビニのテレビにはNY襲撃と、トニー・スタークが行方不明のニュースが。行くのか行かないか問答する2人に、サノスチルドレンが襲ってきます。

そこに、スティーブとクリント、ナターシャの姿が登場し、危機は回避しました。

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惑星ノーウェアで、サノスと遭遇!

ガモーラはサノスの狙いを知っており、かつ秘密も持っているようです。恋人であるピーター・クイル(ロード・スター)に「私がサノスに捕まったら殺して」と頼みました。ゼホベリでの虐殺で、幼少期のガモーラはサノスの手に渡ったのです。そしてサノスの目指すものの秘密に口を閉ざします。

惑星ノーウェアに、ガーディアンズオブギャラクシーのメンバーが降り立ったとき、コレクターがサノスに脅されていました。自身の家族を殺されているドラックスが激昂し、サノスに襲い掛かります。そしてガモーラもサノスに飛びかかり、その刀を胸に突き刺します。えー!意外?あっさりですけど?ガモーラは泣き出しました。しかし、その瞬間にサノスは「それは悲しみか?」と呟きます。実はそれは全て幻で、すでにリアリティストーンが奪われ、石の力が作動しただけで、ガモーラは誘拐されてしまいました。

サノスは、サンクチュアリーⅡ内でガモーラを脅し、ソウルストーンのありかを聞き出してしまいました。

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マインドストーン破壊の道を探るためワカンダへ

スコットランドから戻ったクインジェットが、アベンジャーズ本部に到着し、サノス襲来に備えた話し合いが始まりました。ヴィジョンの石を取り出すには、それ相応のエネルギーが必要だとヴィジョンはワンダのパワーがマインドストーンによるものであるため、ワンダに頼みますが固辞されてしまいます。そこで高度な科学技術を持つ集団のいる場所、ワカンダに向かうことを決めます。

Qシップではドクター・ストレンジの持つタイムストーンがマウによって奪われようとしていましたが、トニー・スタークとピーター・パーカーが「エイリアン作戦」と称して、宇宙にマウを放り出して駆逐することに成功しました。Qシップ内で、地球に戻るべきか、サノスを別の惑星で奇襲をかけるべきかを相談します。そこで選んだのは惑星タイタンでの待ち伏せ。トニーはここでピーターに「アベンジャーズだ」と言い、正式任命となるのです。

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ヴォーミアではサノスが石を入手しタイタンへ。ソーの新しい武器が完成

惑星ヴォーミアでは、案内人レッドスカルによって、サノスとガモーラがソウルストーンの入手方法を聞かされていました。自分が大事にしているソウル=愛する魂が引き換えでないと、ソウルストーンが手に入らないと聞くガモーラは、サノスに「罰よ」と、苦い顔をするサノスを嘲笑します。しかし、サノスのその表情は愛娘ガモーラを犠牲にするための苦悩でした。ガモーラは崖から突き落とされ、サノスの手にはソウルトーンが渡ります。

ソーの情報で惑星タイタンに向かっていたGotGたちは、トニー・スタークたちと遭遇し、一触即発となりますが、狙いがサノスとわかり手を組むことにします。ドクター・ストレンジがタイムストーンを使って、サノスに勝てる方法があるのかを1400万605通りの未来を見て「1つだけある」と話します。

ニダベリアでは、ソーがその身を犠牲にしながら、エイトリの工房を再稼働させることに成功しました。溶けた金属が型に流れ込み、斧が出来上がりました。グルートが自身の手から枝を伸ばし、その柄となります。時空を超える力ビフレストを持つ武器ストームブレイカーが完成しました。ソーが目覚め、ロケット・ラクーンとグルートともに、サノスの元へ向かおうとします。

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アベンジャーズvsサノス正面激突。最終決戦の地はワカンダに

サノスがタイタンに到着しました。サンクチュアリーⅡから脱出してきたネビュラも加わり、サノスを攻撃します。しかしガモーラの死でピーター・クイルが動揺し攻撃の手を緩めてしまうことで、サノスはタイタンの月を砕き総攻撃をかけます。それにより瀕死となったトニー・スタークの命と引き換えに、ドクター・ストレンジがタイムストーンを手渡してしまいました。サノスはついに最後の石マインドストーンのある地球に向かいました。

ワカンダでは、ヴィジョンの額のマインドストーンの摘出に手こずっていました。スティーブ・ロジャースはバッキーとの再会を喜びますが、それもつかの間、サノス・チルドレンのブラックオーダーがアウトライダーを引き連れて、ワカンダに襲来しました。バリアを破ろうとするアウトライダーたちをおびき寄せるため、一部のバリアを解除し、ワカンダ国内の力を結集して立ち向かいます。ビフレストを手にしたソーも到着しました。

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サノス到着。激闘虚しくインフィニティ・ガントレット作動へ

ブラックオーダー、アウトライダーズとの戦いは五分五分かに思われました。ヴィジョンは胸を刺されてしまいますが、石はなんとか守ります。そこに轟音をともに、サノスがタイタンから出現しました。ハルクバスター2のブルースも歯が立たず、インフィニティ・ストーンの力の前では、なすすべがありません。ヴィジョンはワンダに石を破壊するよう懇願します。「大丈夫傷つかない。君を感じるだけだ」と言うヴィジョンに、ワンダは渾身のエネルギーをぶつけ、ついに石は砕けました。

しかしそれは無駄でした。タイムストーンの力を使って、やすやすとマインドストーンは元に戻ってしまいます。ヴィジョンは石をえぐり取られて、グレーの体となって息絶えました。上空からソーが、ストームブレイカーをサノスの胸に突き刺します。勝負あったかと思いきや「甘いな」と笑ったサノスは、インフィニティ・ガントレットをはめた手の指を鳴らしました。そして姿を消してしまいます。

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衝撃の生命消失。塵となる者と、生き残る者に分かれる

「何をした?」とソー。一瞬何が起きたかわからず、沈黙が流れます。しかしその直後、スティーブ・ロジャースの名を呼びながらバッキーが消えていきます。次々とワカンダでは人々が塵になり始めました。オコエの前ではティ・チャラが、ロケットの前ではグルートが消えました。「何が起きているんだ」とスティーブとナターシャ・ロマノフは顔を見合わせるしかありません。

惑星タイタンでも異変が始まりました。マンティス、ドラッカー、ピーター・クイルも消えていきます。ドクター・ストレンジも「他に道はなかった」と言いながら消え、ピーター・パーカーも「消えたくない」とトニー・スタークに抱きついたまま消えていきました。残ったのはトニーとネビュラ。トニーはただただ、呆然としています。

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ラスト1:のどかな農園風景にいるサノス

ポストクレジットの1幕目は、これまでの壮絶な景色とは打って変わって、豊かな実りが伝わる農園のような風景でした。そこに登場するのは、足を引きずって歩くサノス。しかしその表情はホッとした様子で、笑顔のようにも見えますよ。

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ラスト2:ニック・フューリーがポケベルを鳴らす

ポストクレジットの2幕目は、パニックに陥るアトランタ。マリア・ヒルといるニック・フューリーが消えていく人々を目にし驚いています。そして消え始めながらも、手にしたポケベルを操作。残されたポケベルには、赤と青のマークが表示されていました。

登場人物

ここでは、ヒーローサイドは、惑星タイタンにいたメンバーと、地球にいたメンバーに分けて紹介していきます。また、各自がサノスのインフィニティ・ガントレット作動=指パッチンでどうなったかも一言添えておくことにします。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”#000000″ margin=”0 0 20px 0″]タイタン組[/st-minihukidashi]

アイアンマン

S.H.I.E.L.D.の創設者の一人、ハワードの息子。武器製造で成り上がったスターク社の社長でしたが、自らがテロリストに拉致されたことをきっかけに、アイアンマンとなりました。シビル・ウォーでは、ソコヴィア協定への賛成派リーダーとして、キャプテン・アメリカと対立したのを最後に、キャップとの連絡は絶っています。インフィニティ・ウォーでも、直接会うことがありません。サノスの指パッチンでは消えずに生き残りました。

ドクターストレンジ

両手の機能を失った天才外科医。魔術師エンシェント・ワンの弟子となり、魔術を使えるようになりました。原作「インフィニティ・ガントレット」同様、かなり重要な役割で、タイムストーンを持っています。冷静で何を考えているか分からない割に、マイティ・ソー/バトルロイヤルでも、ソーのことを助けるなど、その胸のうちは熱いようです。サノスの指パッチンでは消えてしまいました。

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スパイダーマン

蜘蛛のようなスーツを身にまとい闘う少年が、MCU作品でようやく登場。アイアンマンに憧れ、そのスカウトを受けたことでシビル・ウォーに参加し、彼との距離を一生縮め、まるで親子のように見えてきています。インフィニティ・ウォーでは、「ホームカミング」のエンディングでアイアンマンからプレゼントされた「アイアン・スパイダー・アーマー」を着用します。サノスの指パッチンでは消えてしまいました。

ピーター・クイル

宇宙海賊ラヴェジャーズに拉致された、地球人とセレスティアルのハーフ。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー的存在であり、トレジャーハンターです。ガモーラとは両思いですが、手を組むことになったソーを前にしたガモーラの態度に嫉妬し、ソーと張り合います。サノスの指パッチンでは消えてしまいました。

ガモーラ

サノスの養女で暗殺者。ゼン・フーベリ(ゼホベリとも言う)という種族の生き残りで、サノスが侵略&虐殺に訪れた際に、家族から引き離され誘拐されたため家族の生死は不明のまま。裕福な家庭ではなかったようで、サノスに渡されたオモチャ(均衡のナイフ)を興味津々で手にします。ソウルストーンの犠牲となり、命を落としました。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”#000000″ margin=”0 0 20px 0″]タイタン組・その他[/st-minihukidashi]

荒廃し切ったタイタンにはアイアンマンたちが地球から到着し、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーメンバーがソーと合流したのちに、二手に分かれ、そのうちピーター・クイルがネビュラたちと先乗りしました。ロケットとソー、グルートはニダベリア経由で向かおうとしていました。

[st-mybox title=”生存” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

  • ロケット
  • ネビュラ

[/st-mybox]

[st-mybox title=”消滅” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

  • ドラックス
  • マンティス
  • グルート

[/st-mybox]

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”#000000″ margin=”0 0 20px 0″]地球組[/st-minihukidashi]

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キャプテンアメリカ

ソコヴィア協定後アイアンマンと袂を分かつことになり、かつ所在を隠すための逃亡生活を表すかのような無精髭で登場しました。しかし、アベンジャーズのリーダーとしてのキャプテンシーは変わりません。親友バッキーが敵方に利用されていたことをきっかけに、シビル・ウォーではバッキーの救出に尽力、アベンジャーズ基地から離れ、ティ・チャラの国、ワカンダへと消えたこともありました。サノスの指パッチンでは消えずに生き残りました。

ハルク

ガンマ線研究者であったバナーは、スーパーソルジャー計画の血清の研究中に、自らで実験し失敗超人ハルクとなる能力を得ました。アベンジャーズのメンバーとなりましたが、ソコヴィア騒動後クインジェットで姿を消し、マイティ・ソー/バトルロイヤルで惑星サカールに飛来し格闘に明け暮れ、ソーと合流していました。インフィニティ・ウォーではサノスとの戦いでビビってしまい、ブルース・バナーのまま。サノスの指パッチンでは消えずに生き残りました。

ソー

神々の国アスガルドの王・オーディンの子。ソコヴィア騒動後は、自身の母国アスガルドの混乱を収束するために戻っていましたが、マイティ・ソー/バトルロイヤルではハルクと合流、姉ヘラから国を狙われ右目とムジョルニアを失った一方、雷神としての力は発揮できるように。インフィニティ・ウォーでは、ロケット・ラクーンが賭けで手に入れた目玉をもらい新武器ストームブレイカーも入手。最後までサノスを追い詰めましたが…。サノスの指パッチンでは消えずに生き残りました。

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ロキ

ソーの義弟でありながら、お騒がせヴィランです。あちらこちらで悪事を働きまくり、アベンジャーズを散々困らせてきました。過去にはセプターの杖(マインドストーン)で迷惑もかけちゃってました。しかし、マイティ・ソー/バトルロイヤルでは、ソーと手を組み、悪意の塊の姉ヘラと戦い、脱ヴィランの香りも匂わせていました。インフィニティ・ウォーでは冒頭にソーを助けようとしてサノスに殺されてしまいます。

ブラック・ウィドウ

S.H.I.E.L.D.のエージェントの一人で、ロシアのスパイ機関出身。初代アベンジャーズとして活躍したのち、ソコヴィア騒動後も再編に携わりました。また、ハルクと心を通じ合わせる一面を持ちます。インフィニティ・ウォーでは、ヴィジョンのマインド・ストーンを守るために奔走する役割に徹し、ワカンダ王国での激闘にも参戦。サノスの指パッチンでは消えずに生き残りました。

ブラックパンサー

超文明国ワカンダの国王。ソコヴィア協定の議会では、ワカンダの王である父ティ・チャカをウィンター・ソルジャーに殺されたことをきっかけに、復讐を考えました。最終的には復讐の連鎖を止めるべくウィンター・ソルジャーを許す判断を下し、キャプテン・アメリカ共々、ワカンダへと受け入れました。サノスの指パッチンでは、オコエの目の前で消えてしまいました。

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シュリ

ブラックパンサーであるティ・チャラの妹でワカンダ王国の王女。その頭脳は天才的で、科学者でもあります。戦闘時はブラックパンサー同様のヴィブラニウム製スーツを着用して戦うこともできます。サノスの指パッチンでどうなったのかは、描かれていませんでしたが、どうやら消滅してしまったようです。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”#000000″ margin=”0 0 20px 0″]地球組・その他[/st-minihukidashi]

ヴィジョンの額の石マインドストーンを切り離し消滅させるために向かったワカンダでは、冷凍保存されていたバッキーがホワイトウルフと呼ばれていました。ペッパー・ポッツはNYでトニーとディナーの約束をしていましたが、ドタキャンの憂き目にあってしまいました。

[st-mybox title=”生存” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

  • ウォーマシン
  • ウォン
  • オコエ
  • ペッパーポッツ

[/st-mybox]

[st-mybox title=”消滅” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

  • バッキー
  • ファルコン

[/st-mybox]

 

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”#000000″ margin=”0 0 20px 0″]ヴィラン[/st-minihukidashi]

サノス

惑星タイタン生まれの最強ヴィラン。タイタンが、人口増加による資源枯渇=飢餓で崩落したために、世界の生命を半減することで宇宙を救おうと考えています。インフィニティストーンの力を引き出すインフィニティ・ガントレットをエイトリに作らせました。義娘ガモーラを唯一愛していたようです。

エボニー・マウ

サノスの部下集団ブラック・オーダーの1人。原作では、特に戦闘能力はもっていないにも関わらず、あらゆるウソをばらまくことから「話術のマウ」と言われ、ある意味、かなり危険な人物とされています。インフィニティウォーでは、物体を空中浮遊させ、相手の動きを止めるなど、老獪な技を見せます。

<その他>

  • コーヴァス・グレイブ
  • プロキシマ・ミッドナイト
  • カル・オブディシアン
  • アウトランダーズ

他にも注目のメンバーはこちらです。

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レッドスカル

黒いマントから見える、この真っ赤な顔。どこかで見たことありますよね。「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で登場したヴィランです。ヒドラの一員として第二次世界大戦の頃に登場し、キャプテン・アメリカ同様、超人血清を投与したものの、失敗に終わってしまいました。テッセラクト(スペースストーン)を巡り、キャプテンと死闘を繰り広げましたが、死んだかと思いきや、ストーンの力で惑星ヴォーミアに飛ばれされ、ソウルストーンの番人となりました。

エイトリ

鍛冶屋として知られる惑星ニダベリアに住むドワーフ族の1人。ソーの武器ムジョルニアを錬成しました。また、サノスの持つインフィニティ・ガントレットがニダベリアで生成されています。インフィニティ・ウォーでは、これ以上の武器を作られては叶わないと、エイトリ以外は全員殺害されてしまい、惑星唯一の生存者となってしまいました。

「インフィティウォー」に関する小ネタ・伏線解説

インフィニティ・ウォーをより楽しむために、各所に散りばめられた小ネタを解説していきます。

レッドスカルがソウルストーンの番人として登場

レッドスカルと言えば、キャプテン・アメリカの最初のヴィランであり、原作でも宿敵です。ストーンの力に魅了された人物として、4次元キュープと言われるテッセラクト=スペースストーンへの執着を見せます。ちなみにテッセラクトは、「キャプテン・マーベル」でも登場し、その力によってキャロル・ダンヴァースは超人的パワーを得ています。ですが、レッドスカルは残念ながらその恩恵を受けることができず、地球の外へ飛ばされ惑星ヴォーミアへ。なぜ行き着いたのか、その経緯は不明のまま。

惑星ヴォーミアでは、宙に浮くソウルストーンの番人。門を通ると人の過去がわかるようで、ガモーラとサノスが到着した時には、サノスにのサノスの父「アラース」の名前を口にしました。どうやら、このあたりはサノスの過去や、今後の「ザ・エターナルズ」の伏線になるかも。

サノスの目的とは

サノスがインフィニティ・ストーンを集めるきっかけは、自身の故郷であるタイタンが食糧難となり、そのためにサノスが無差別に虐殺を行った経験によるものでした。全宇宙の人類を半数にすれば、過剰人口によって世界が壊れてしまうことがなくなる=つまり世界の均衡を保とうとインフィニティストーンを求めるようになるのでした。原作では、デスというキャラクターが唆し、大量虐殺を行っているので、若干ストーリーには乖離が見られます。

ただし、もしかすると、その目的にはもっと何かがあるのかも?と思わなくもありません。ガモーラとの会話には「私は一度、運命を無視した」というセリフがありました。これは、今後のいずれかの作品にひもづく伏線なのかもしれません。

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ソウルストーンについて

インフィニティ・ウォーで初登場となったのがソウルストーン。あまりに謎も多く、今後の作品で明らかになることが多いのでは?と思われます。

どうやらこのソウルストーンは、他の5つとは異質なようです。レッドスカルが語るところによれば、ストーンを持つものは能力を得るというより、ある種の知恵を持つといえるとのこと。また、ソウルストーンを手にできる条件は、愛するものを失うこと。自身の「ソウル」を引き換えにすることでした。また、サノスがガモーラを殺害したあと湖に投げ出されたり、インフィニティ・ストーンを発動したときに、犠牲となったガモーラが回想で幼い姿で登場するなど謎も多く、これまでにまだ描かれきれていないストーリーがありそうです。

原作では、アダム・ウォーロックという人物が所有。彼はインフィニティ・ガントレットの管理と監視をしていて、原作の主人公でした。MCU作品では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス」のラストで登場。

原作によれば、ソウルストーンの中には世界がある言われており、どうやらストーン入手の犠牲となった者はその世界に行くのかもしれません。また、ソウルストーンの犠牲になった者は、インフィニティ・ガントレットで復活を願ったとしても、戻ることがないことがエンドゲームで明らか担っています。ガモーラは、もしかしたら、ソウルストーンの世界にいるのかもしれません。 エンドゲームのラストでは、ピーター・クイルたちGotGメンバーが、ガモーラを探す旅に出るかのような様子も見えていました。

今後公開される予定のGotG3では、原作でソウルストーンの所有者でもあるアダム・ウォーロックが登場することもあり、ソウルストーンの真相が徐々に明かされる可能性が大きいです。

なぜワンダはマインドストーンを破壊できたのか?

インフィニティ・ウォーでは、ストーンの秘密がいくつか明らかになってきました。その1つが、ストーンを破壊するのに必要な条件。インフィニティ・ウォーでは、ヴィジョンがストーンの解析を行い、非常に強力なエネルギーを照射することと、そのエネルギーは石の特性に似たエネルギーである必要があることだとわかりました。それにより、ワンダがその力を持っていると名指しされました。

ワンダは過去、キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーで、双子の弟とともにストライカーの研究所で収監されていました。そこでは、マインドストーンの研究も一時期行われていました。ワンダが持つ強力なテレキネスは、マインドストーンのパワーからきており、ヴィジョン=ワンダの能力は同質なものなので破壊できると踏んだのです。本編のラストでは、確かにマインドストーンは粉々になりました。

インフィニティストーンについて

これだけインフィニティストーンが、MCU作品の中心にあるのですから、今一度、という感じでご紹介してみる必要がありそうです。インフィニティストーンは、実は6つの特徴を持つ「特異点」が、ビッグバンにより石となって誕生したものです。それらをウォンやストレンジが、管理・監視していました。6つの石はそれぞれ異なる色で、特徴も異なり、6つで全ての本質を司ると言われています。コレクター曰く、「特異点の残骸はエネルギーの結晶へと姿を変える。意のままに使えるのは並外れた力を持つものだけ」とのこと。

原作での呼び名は、「ストーン」でなく「ジェム」とも呼ばれています。またMCU作品内でも、6つの石の呼び名自体が異なり、テッセラクト、セプターの杖、エーテル、オーブなどと言われています。2018年に刊行された「インフィニティウォー」ではそれぞれを監視するため、インフィニティウォッチという組織が組まれ、それぞれを独自に監理するようになってもいます。

映画とコミックでは、インフィニティストーンに関する終局は異なります。気になる方は原作と見比べてみると、違いが見えてきて面白いかもしれません。

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ガントレットの所在がついに明らかに

サノスの腕に装着された、インフィニティストーンをはめ込むための装置がインフィニティ・ガントレットです。がっつりと腕にはめたサノスが登場し「えー、やっぱここにあったのね」と思いつつ、どういった経緯でサノスの腕にやってきたのか?は、いまだわからない状態です。

このガントレットは、過去にマイティ・ソーシリーズで、アスガルドの保管庫で登場。しかし、マイティ・ソー/バトルロイヤルでレプリカであったことが判明、所在の行方が分かりませんでした。その後「エイジ・オブ・ウルトロン」のラストでサノスがガントレットを取得していることが判明。インフィニティ・ウォーでは、ニダベリアのドワーフ族に製造させたのちに、ドワーフ族を全滅させたことが明らかになりました。これまで人類の半数を減らすことを徹底してきたサノスがなぜドワーフ族を全滅させたのか?真相はエンドゲーム に繋がるかもしれません。

新たなヴィラン「ブラックオーダー」とは

ブラックオーダーは、サノスの配下=サノスチルドレンとして、割と最近で2013年の原作「インフィニティ」に登場したヴィランです。アウトランダーズもこの原作に登場したキャラクターです。媚びへつらっておしゃべりがすぎるマウ含め、サノスの周辺を彩ってますね。

ブラックオーダーは、本作のインフィニティ・ウォーで登場した4人と、なぜかでてこなかった1人(スーパー・ジャイアント)で構成されています。本作では倒されてしまっていますが、エンドゲームでは過去から到来する、という意外な形で登場しました。

ニックと通信したクラインとは

本作のラストでは、アトランタで市民たちが突然消滅しはじめました。そこには、マリア・ヒルとともにいたS.H.I.E.L.D.元長官のニック・フューリーは、緊急事態を察知したようです。キャプテン・マーベルを呼ぶポケベル操作の前に 「クラインに連絡を!」と叫んでいました。

この「クライン」とは、オペレーターのキャメロン・クラインのようです。かつてS.H.I.E.L.D.でオペレーターとして、ヒドラ蜂起の際にキャプテンの命令を守りました。また、ウルトロンがソコヴィアを襲撃した際にも、ヘリキャリアで避難民の誘導を行っていた彼を、フューリー長官が呼んで何かを頼みたかったのです。あのあと、クラインはどんな応答をしていたのでしょう。

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スタン・リーは、どーこだ?

偉大なマーベル創設者の1人として、2018年にその生涯を閉じたスタン・リー御大。数々のMCU作品に顔を出して、いい感じのセリフをブッこんで来ていました。結構、いいところで出てくるんですよね。

インフィニティ・ウォーでは、ピーター・パーカーが相棒ネッドが乗っていたスクールバスの運転手として登場。NYにブラックオーダーの乗るQシップが登場した、大事件のはじまりに立ち会いました。宇宙船の襲来に騒ぐ生徒たちとは対照的に、「小僧ども、宇宙船は初めてか?」と言いました。。

まとめ:本作品の見どころ、大事なポイント

  • インフィニティ・ストーンは、サノスの手にあっという間に渡ってしまいました。しかし、たった1つの勝利が得られる未来を知っていたはずのドクター・ストレンジが、アイアンマンを救うためとはいえ、なぜタイムストーンを手渡してしまったのか?は、エンドゲームで明らかに。
  • ポストクレジットで描かれたサノスの姿は、単に悪意に満ちたヴィランでないことを物語っているよう。絶望いっぱいのアベンジャーズたちとの対比含め、続くエンドゲームの展開を象徴しています。
  • もう1つのポストクレジットでは、新たなメンバー登場の序章が匂わされました。ニック・フューリーが鳴らしたポケベルの液晶です。赤と青のデザインは、インフィニティ・ウォー後、21作目の「キャプテン・マーベル」。本編では彼女の誕生秘話が明らかに。
  • アントマンシリーズ「アントマン&ワスプ」がインフィニティ・ウォー後に公開。ラストでインフィニティ・ウォーの指パッチンではないかと言われる場面もあり、スコット・ラングが量子世界に行ったことで生存しているようです。これもエンドゲームで伏線が回収されるようです。

いかがでしたか?インフィニティ・ウォーは、エンドゲームを見る上で、視聴マストの作品であることがおわかりいただけたと思います。またMCU作品の今後にもつながる作品ですから、このまとめを読んで、しっかり楽しんでいただければと思います。

 

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