ガーディアン・オブ・ギャラクシー

【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス】ネタバレ結末まとめ!あらすじから重要人物まで徹底解説!

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス」は、2017年に公開された、同タイトルシリーズの第2作目になります。また、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の第15作目にもあたります。

前作の最後についにチームを組んだ5人。オーブを扱えたクイルの出自が今作では明らかになります!「インフィニティ・ウォー」でのサノスとの争いに向けて、どんどん加速していくストーリーから目が離せません。この記事では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス」のあらすじから登場人物、おさえておくともっと楽しめる重要なネタバレから隠れた小ネタまで、詳しくまとめていきます。

 

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス」あらすじまとめ

賞金稼ぎを続けていたガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。今回はソヴリン星のモンスター退治を請け負い、報酬として捕らわれていたネビュラを受け取りました。しかしロケットがバッテリーを盗んだことで、アイーシャの逆鱗に触れてしまいます。ソヴリン人の追っ手から逃げる最中、クイルの父を名乗るエゴと出会います。

エゴの誘いに、クイル、ガモーラ、ドラックスが彼の星へ招かれます。付き人のマンティスには、触れた相手の感情を読み取り、多少操作する力があります。

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ラヴェジャーズは内部反乱…ヨンドゥとロケットが共闘

一方、ヨンドゥはかつてチームを組んでいたスタカーらと出会います。彼らと袂を分かったのは、ヨンドゥがクイルの拉致に手を染めた=掟を破ったからでした。またチームを組もうと提案するもスタカーに相手にされなかったヨンドゥの元に、アイーシャが訪れ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの確保を依頼します。

ロケットらの元に来たラヴェジャーズでしたが、クイルを助けようとするヨンドゥの方針についていけないテイザーフェイスらによって内部反乱が起きます。ネビュラは混乱に乗じて脱し、サノスへの復讐を成すために飛び立ちます。捕らえられたロケットとヨンドゥは、グルート、クラグリンとも協力して脱出を果たします。

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エゴの正体は惑星!クイルは心を開いていくが…

エゴは自分が天界人であり、自らが惑星であることを告げます。そして自分以外の生物としてメレディスを愛し、クイルを生んだと。クイルは母と自分を置き去りにしたエゴを罵倒しますが、エゴの語る愛とキャッチボールを前に、心を開いていきます。

エゴとマンティスの怪しさを疑うガモーラは、クイルに提言するも喧嘩別れしてしまいます。そこへネビュラが襲撃。サノスに自らの体を改造されたのは姉のせいだと、悲痛な思いを伝えるのでした。強烈な姉妹喧嘩の結果、2人はエゴの星に大量の頭蓋骨があることを発見しました。

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エゴの目的は宇宙の全てを飲み込むことだった!

エゴの本当の目的は「この世に存在する全てを飲み込むこと」でした。1人ではできないと判断したため、自分の子供を大量に作っていましたが、誰もが天界人としての能力を引き継いでいなかったのです。失敗した子供達がガモーラたちの見つけた頭蓋骨の正体でした。そして唯一の成功作であったピーター・クイルを手にいれるために、クイルの母をも殺したのでした。母を強く愛していたクイルは、エゴのこの行動を聞き、目が覚めます。

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ヨンドゥの愛…クイルを助けて命を落とす

ロケットやヨンドゥも到着し、エゴのコアを破壊するために動きます。バッテリーの反応を追って来たソヴリン軍も乱入し、戦いは過激に。エゴの前に破れかけたものの、クイルは力の使い方に目覚め応戦!その隙にグルートの設置した爆弾によって、星の核を破壊し、エゴを倒すことができました。

そのまま星の爆破に巻き込まれそうになったクイルは、ヨンドゥによって救われます。宇宙に逃げ込んだ2人でしたが、宇宙服は一つしかありません。最後の装置はヨンドゥからクイルに渡され、育ての親ヨンドゥはクイルの目の前で亡くなったのでした。家族愛を目の前にみたガモーラはネビュラに共闘を持ちかけるも、ネビュラはサノスを殺すために旅立つのでした。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス」では5つのラストシーンが登場

シリーズ3作目への伏線に見られる演出があったり、インフィニティ・ウォーへとつながっていきそうな予感も含まれていました。

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終章1:ヨンドゥの能力を訓練するクラグリン

ヨンドゥチームの唯一の生き残りになってしまったクラグリン。ヨンドゥの名誉ある死を前に、スタカーら他のラヴェジャーズチームもその最後を讃えるために集まって来ました。クラグリンはヨンドゥの形見である矢を受け取り、ヨンドゥの技を継承すべく訓練するのでした。

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終章2:元祖ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの再結成

散り散りになっていたラヴェジャーズチームが、ヨンドゥの死をきっかけに再結成!実は彼ら、原作では元祖ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでした。原作ではあまり人気が出なかった彼らですが、こうして映画のヒットで日の目をみることになりました。果たして3作目にも出番はあるのでしょうか。

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終章3:アダムウォーロックへの伏線

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの捕縛に失敗したアイーシャでしたが、次なる刺客として、アダム・ウォーロックらしき存在を生み出していました。原作コミックではアイーシャとアダムはマーベル世界でかなり大きな力を持つ双子でした。また、原作ではサノスを倒すためにアダムは大きな役割を果たします。映画ではインフィニティ・ウォーへの参加はないと言われているため、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3作目への伏線となります。

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終章4:急激な成長を見せるティーン・グルート

エンドクレジット中に、ものすごい勢いで成長していくグルートが描かれました。成長したグルートはゲームに夢中で、クイルに汚い部屋を怒られても無視。まさに思春期のようなティーン・グルート。この成長速度がインフィニティ・ウォーでは巨大グルートとして戻ってくる伏線になっているのではと考えられています。また、クイルがグルートの言葉の意味を読み取れるようになっていることにも注目です。

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終章5:ウォッチャーとスタン・リー

エンディング後に移ったのは、ウォッチャー。これまでにMCU作品に様々な役で登場してきたスタン・リーは、実は世の中を監視し記録する存在であるウォッチャーとつながりがあることが判明しました。スタン・リーが監視し、ウォッチャーたちへこうして報告していたようです。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス」登場人物まとめ

本作では、1作目に登場しなかった面々もたくさん参入しました(「ガーディアンズオブギャラクシー」を参照)。新登場のキャラクターについてまとめます。

マンティス

エゴの付き人をしていた女性。幼い頃にエゴに拾われ、育てられました。頭の触覚によって、触れた相手の感情を読み取ることができ、少しだけ操作することも可能です。エゴの真意を知っており、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーへの信頼が深まってきたことで、真相を教えてくれる役割を果たしました。

続編では、ピーターと意外な関係があることがわかります。

 

ここからはヴィランを紹介

 

アイーシャ

惑星ソヴリンを収める女帝。ソヴリン人は自分たちが最も優秀な種族だと思い込んでいるため、常に高飛車な態度をとります。エネルギーとしてバッテリーを大事に管理しており、バッテリーを盗み出したガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを敵対視しています。

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エゴ

クイルの実父で、天界人。現在は惑星が本体です。宇宙全体を飲み込む目的で、宇宙各地にタネをまき続けていました。1人で宇宙全体を制圧するのに限界を感じたため、各地で自分の子供も産ませていましたが、天界人の能力を受け継いだのは唯一クイルだけでした。

テイザーフェイス

ラヴェジャーズのメンバー。ヨンドゥが掟を破ってクイルに肩入れしていることに不満を持った面々を束ね、船内反乱を起こしました。テイザー銃で痛めた顔を誇っており、自らテイザーフェイスを名乗るも、安直なネーミングをロケットやアイーシャに笑われてしまいます。

 

ラストで明らかになった元祖ガーディアン・オブ・ギャラクシーのメンバー

元祖メンバーにはヨンドゥを含むガンディアンメンバーが存在します。その中でもスタカーやチャーリー27、マルティネックスは主力メンバー。今後どのように絡んでくるのかお楽しみ。

スタカー・オゴルド

もともとヨンドゥとも組んでいたが、ヨンドゥがラヴェジャースの掟を破って子供を誘拐をしたことで、ヨンドゥを追放した人物です。原作ではスターホークというヒーローで、初代のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーでした。

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アリータ

原作ではスターホークと肉体を共有するヒロインでした。映画ではスタカーの妻として登場します。

マルティネックス

原作では冥王星人。元祖ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。

チャーリー27

原作では木星人で、強固な身体の持ち主です。。31世紀の未来を生きる、元祖ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。

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クルーガー

様々な魔術を操るワーム型生物。原作ではドクター・ストレンジの弟子となり魔術を学んだ経験もあります。

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アイアンマンにも似ている顔をしていますが、実は原作ではトニー・スタークが作ったとされています。声はマイリー・サイラスが担当しています。

 

おさえておきたい!「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス」11の小ネタ

原作ではクイルの父はエゴじゃなかった!?

原作ではスパルタクス帝国の皇帝ジェイソンが、メレディスと恋におちてピーターが生まれました。エゴは映画オリジナルキャラクターなんですね。原作では同じ名前のヴィランがソーの敵として登場しますが、そのエゴも本体は惑星だったのでこのキャラをベースにしているのは間違いなさそうです。

母・メレディスの死に関してもストーリーが若干異なり、エイリアンに殺されたとされています。ちなみにエイリアンの名前はバドゥーンで、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの最大の敵でもあります。

アダムが登場!原作ではインフィニティ・ウォーで重要な役割

1作目でコレクターの部屋に置かれた繭としてこっそり登場していたアダム・ウォーロック。今作ついに、次回作への伏線として登場しました。原作では「インフィニティ・ウォー」においてインフィニティ・ガントレットを最後に手にする重要な役割を果たすキャラです。原作ではアイーシャの遺伝子的な双子になりますが、映画では親子的な関係になりそうです。

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クイルが呟いた「エタニティ」の意味とは?

すべての生命を司る宇宙的存在のことを「エタニティ」といい、マーベル世界の神々の中でも特に上位の存在です。天界人であるエゴをも上回る存在で、セレスティアルを作り出し統括する者の総称を指します。その真相は「ソー/ラブ・アンド・サンダー」で明かされることになりました。

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スタン・リーが演じた「ウォッチャー」とは

これまでもMCU作品で様々な役として登場してきたスタン・リーが実はウォッチャーという同一人物であったことが判明した本作。ウォッチャーとは、MCU世界全体の出来事を監視し記録する存在です。ちなみにウォッチャーもエタニティの一人です。アベンジャーズの動きを監視する役割を持っていたのかもしれませんね。

原作ではザコキャラ?!映画で大出世したクラグリン

今作大活躍したヨンドゥの部下クラグリン。実は原作では、アントマン&ワスプに1話で倒される弱いヴィランでした。映画ではガン監督の弟・ショーンが演じています。実はロケットのモーションキャプチャーも担当していたので、一人二役に苦労したようです。本作最後にはヨンドゥの武器(フィン)の練習をしているシーンもあるなど、次回作でも活躍が見られそうですね!

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ソーが戦った岩の巨人がちらっと登場!

ロケットとヨンドゥがエゴの星にたどり着くまで色々な惑星を飛び回っているとき、ちらっと映ったのがクロナン人。彼らは 過去に「マイティ・ソー/ダークワールド」の冒頭でソーと戦っていました。「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でも、コーグ(バトルロヤルの戦士) として再登場しています。

なぜグルートはドラックスの前では踊らないのか

グルートはドラックスの視線を感じると、踊りを辞めてしまいます。ドラックスは踊りを嫌っており、グルートが過去にリズムに合わせて体を動かしていると「ダンスなんて負け犬がすることだ。」とドラックスに軽蔑されたことでトラウマとなっているという設定のようです。

劇中には隠された80年代ネタ(イースターエッグ)がざくざく!

上述した「ナイトライダー」ネタ以外にも、80年代ネタがこれでもかというくらいたくさん登場するのが本作。例えば、モンスター探索をするときにクイルが手に持っている機会は「マテルエレクトロニクスの携帯ゲーム」です。他にも、クイルとガモーラの恋人に近い関係性を大ヒットドラマ「チアーズ」に例えたり、エゴと戦うときにクイルが模す形は「パックマン」であったりします。他にも隠れているイースターエッグが複数あるので、見つけながらみるのも楽しみ方のひとつですね。

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ハッセルホフって誰?

ヨンドゥの埋葬するときなど、ナイトライダーやハッセルホフについてクイルが話すシーンがあります。ハッセルホフは80年代の大ヒットTVドラマ「ナイトライダー」に出演していた有名な俳優でした。父をテーマにした題材として出演していたので、今回のテーマに合わせての選出だったのかもしれません。ハッセルホフはTV映画でニック・フューリーを演じたこともあるとのことで、その辺も繋がりを感じますね。ガーディアン・インフェルノにも出演しています。

DVD特典映像「ガーディアン・インフェルノ」とは?

DVDに収録されている特典映像で、映画のエンディング曲(Guardians’ Inferno)です。 出演者があらゆるキャラに扮装して出てくる、いわゆるおふざけ動画ですが、かなり笑えることから話題になっています。ファンならぜひ見ておきたいですね。ハッセルホフ、ほか監督ジェイムズ・ガン、スタンリー、クイル演じるクリス・プラットもこっそり出演していました。

Vol.3の完結へ向けて動き出した!「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス」感想まとめ

いかがでしたか?前作がチーム結成ストーリーでしたが、今作はメインの5人以上に周辺キャラクターたちがキラリと光った作品だったように思います。しかも終幕が異例の5つもあって、次回作への伏線も盛りだくさんでしたね。個人的な感想としては

  • とにかくヨンドゥがかっこいい。今作は実父VS養父のような構図で、親とは?親との絆とは?といった問いかけもテーマのひとつのようでしたが、ヨンドゥのクイル愛がとにかく深くてよかったですね。本作を観た後に前作から見直すと、どれもこれもヨンドゥはわかった上でクイルのための選択をしているように思えてきます。クイルを救ったシーンから、ラヴェジャーズに認められたシーンまで、込み上げてくるものがあります。
  • ずっと友情出演のようにちょいキャラで登場していたスタン・リーがまさかの重要キャラだったことに驚きです!インフィニティ・ウォーではもっとたくさん出てくるのでしょうか。
  • アイーシャのキャラがやばかったですね。見た目もすごいですが、キャラが濃すぎてすごかったです…。アイーシャやエゴ、ヨンドゥ、クラグリンあたりがすごく目立っていたので、メインキャラたちがかすれて見えるほどでした。
  • ついにサノスとの戦いが近づいてきたような気配が強まってきましたね!次はインフィニティ・ウォーでアベンジャーズとの合流!楽しみでなりません!

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズとしては、3作目が最後になりそうです。ロケットの出自も謎のまま、アイーシャが生み出した強大な存在・アダムの出現など、まだまだ盛り上がりどころが残っていそうで楽しみですね!また、インフィニティ・ウォーを経てサノスという敵を(おそらく)倒したあとの世界が舞台になりそうなので、そのあたりも楽しみです!

 

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