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【デアデビル】映画版のあらすじ・登場人物を徹底紹介

映画「デアデビル」は、マーベルコミック原作の2003年公開作品です。デアデビルは、昼間は弁護士、夜には危険な街ヘルズキッチンにうごめく悪を成敗するクライムファイター、つまり、DCで言えばバットマンキャラで、原作でも高い人気を誇ります。

本記事でわかること

  • 映画「デアデビル」あらすじ解説
  • キャスト紹介
  • 知れば見るのがもっと楽しくなる?小ネタ集

MCUシリーズとしては、その後ドラマが制作され、映画でもリブートが噂されています。そんなデアデビルの”原点”とも言える作品を、ご紹介します。

「デアデビル」あらすじ

元ボクサーの父ジャックと二人暮らしの少年マットは、有毒廃棄物を浴びてしまう事故によって盲目となってしまいます。父は事故の責任を感じ、もう一度ボクサーを目指すことになります。

ある日、父はかつて世話になったギャングのファロンから八百長試合を持ちかけられます。しかし八百長に失敗、父は試合後に殺されます。

マットが見つけた手がかりは、側に残された一輪のバラ。父の死の復讐と、正義を貫くことを心に誓います。

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ヘルズキッチンの盲目弁護士マットとエレクトラの出会い

大人になったマットは、親友ネルソンと弁護士事務所を開業し、一方でヘルズキッチンにはびこる悪党とも戦っています。そんな中、マットはエレクトラに出会い、目が見えないものの“一目惚れ”をします。エレクトラは大富豪ナチオスの娘でした。

ナチオスは、大企業フィスクコーポレーションともめていました。フィスクは裏切ろうとするナチオスを、謎の犯罪王キングピンに見せかけて殺そうと、殺し屋ブルズアイを雇います。

マットは、そのナチオスの殺害現場に遭遇します。しかも、デアデビルの武器でナチオスが死ぬことになり、容疑者となるのです。

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デアデビルを仇と誤解するエレクトラに殺し屋ブルズアイが接近

エレクトラは、デアデビルを父の仇と誤解し、命を狙おうとし戦いを挑みます。しかし、途中でデアデビルがマットだと知り、誤解にも気づきます。しかし、参戦してきたブルズアイによって、剣を突き刺されてしまいます。

ブルズアイはデアデビルに追い詰められ「フィスクの言う通りしぶといな」「フィスクのバラを置く趣味は好きじゃない」と口を滑らせます。

それにより、フィスクが父殺しの犯人だと明らかになり、ブルズアイは教会の屋上から突き落とされます。

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黒幕キングピンとの対峙、正体はバレるのか?

ブルズアイを倒したデアデビルは、フィスクが待つビルに向かいました。「大切な人を二人も殺した」と詰め寄るデアデビルに「全てビジネスだ」と言うキングピン。一戦交えキングピンを追い詰めますが「私は悪人じゃないから、殺さない」と告げ、そのまま姿を消します。

後日、かねてからデアデビルとキングピンの正体を追っていた新聞記者のユーリックは、マットのもとを訪れ、デアデビルの真実を書くと言いに現れます。警察にキングピンの正体情報を流したのは、ユーリックでした。

キングピンとブルズアイは刑務所に収監されました。キングピンの正体は記事となったが、デアデビルの記事は、ユーリックの意思によって掲載されることはなく、デアデビルの活動は、そのまま続くことになります。

「デアデビル」キャスト

マット・マードック/デアデビル(ベン・アフレック)

正義の弁護士と復讐の化身です。変身しても、生身の人間でもあることが変わらないのが特徴です。

盲目になった事故の影響で知覚が鋭敏になり、それがソナーのようなレーダーセンスという“武器”になります。また、普段使う盲人用の杖が、戦う時にはビリークラブというスティック状の武器に変わります。

エレクトラ・ナチオス(ジェニファー・ガーナー)

大富豪ナチオスの娘で、マットと恋に落ちます。武術家の一面もあるため、戦闘シーンのキレが抜群。原作の赤コスチュームと異なり、本作では黒いボディスーツ姿でした。

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フランクリン・フォギー・ネルソン(ジョン・ファヴロー)

マットの親友ネルソンです。演じたジョン・ファヴローは、MCUファンには有名すぎますね。

ウィルソン・フィスク/キングピン(マイケル・クラーク・ダンカン)

デアデビルの宿敵であり、本作のヴィラン。デアデビルと対峙する際に「ブロンクス育ちにしかできないことがある」のセリフは、ブロンクスのチンピラ上がりという原作をなぞったものでした。

ブルズアイ(コリン・ ファレル)

キングピンに雇われた投擲の名手である殺し屋。原作ではいかにもアメコミな全身スーツです。原作でもエレクトラを殺しています。

◆ベン・ユーリック(ジョン・パトリアーノ)

デアデビルの正体を追っている、凄腕新聞記者。

◆ニコラス・ナチオス(エリック・アヴァリ)

エレクトラの父親。イギリス人富豪で、裏ではキングピンと繋がっています。

◆ジャック・マードック(デヴィッド・キース)

マットの父親で「デビル」の異名を持つボクサー。

◆エヴェレット神父(デリック・オコナー)

デアデビルの正体を知る、数少ない人物。

知れば映画を見るのが楽しくなる?小ネタ集

デアデビルの生い立ちがわかるオリジンストーリー

本作は、マットがなぜデアデビルとなったのか?を丁寧に説明しています。

その後、デアデビルはドラマへと展開しています。ドラマシリーズの「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアン・フィスト」などとクロスオーバーし、最終的には「ディフェンダーズ」へ。本作はキャストは異なれど、一番最初の原点を理解するのに良い作品なのです。

有名ヴィランが豪華に2キャラも登場!

本作でデアデビルが戦った2キャラは、コミックでは人気の高いヴィランです。

キングピンはニューヨーク界隈を仕切る存在。原作初登場は1967年の「アメイジングスパイダーマン#50」ですが、黒人ではありません。

ブルズアイは1976年「デアデビル#31」で初登場しました。実は骨格がアダマンチウムだったり、ドラマでは偽デアデビルになっちゃったりします。

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エレクトラはその後スピンオフ映画に!デアデビルのリブートは?

本作後の2005年、エレクトラは単独映画となりました。死から蘇り暗殺集団で戦う、デアデビルとはぜーんぜん関係ない作品でした。

デアデビルに関わるキャラは、人気も高いためドラマ化もされました。となれば、映画に戻ってくるのでは?とも。なぜなら「スパイダーマン/ファーフロムホーム 」で、偽装された情報に翻弄されるスパイダーマンの“弁護士”が必要なのでは?という展開から、との期待だそう。

スタンリーは新聞を読む通行人!

マーベルはこの人無くしては語れない。おきまりのカメオ出演、スタンリー御大です。新聞を読みながら赤信号を渡ろうとしちゃうところを、少年マットに助けられる通行人として登場しました。

まとめ

  • デアデビルの生い立ちがわかるダークストーリー
  • コミックでも有名なヴィラン、キングピン&ブルズアイとの“タイマン”勝負は見もの
  • ドラマ化だけでなく次はリブートの噂も?どうなる?

いかがでしたか?!原作でも人気の高いクライムファイターの、ストイックな戦いぶりにしびれること間違いなし。デアデビルの原点を、是非本作で満喫してください。

 

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