MCUシリーズではおなじみ、アベンジャーズ初代メンバーのブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフの単独映画「ブラック・ウィドウ」が、2021年7月8日に劇場公開、翌日ではディズニープレミアで配信が始まりました。「ブラック・ウィドウ」は、MCU映画としては「スパイダーマン・ファーフロムホーム」以来の第24作目になります。
今作は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」後の時間軸が描かれています。バラバラになってしまったアベンジャーズが、再び結束を強める「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」までの間、身を隠していたナターシャに焦点が当てられ、彼女が何をしていたのか、が判明します。
<本記事でわかること>
- 「ブラック・ウィドウ」のあらすじ
- 本編で登場するキャラクター
- 今作を見れば、MCU関連作の伏線回収
ナターシャは「アベンジャーズ/エンドゲーム」で、アベンジャーズのために命を落としました。なぜ彼女が命を投げ出したのか、彼女にとってアベンジャーズとはなんだったのか。ロシア生まれで、スパイ出身のブラック・ウィドウのルーツが今作でわかることによって、その理由もわかってきます。
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「ブラックウィドウ」のあらすじ
オハイオのとある町で、ナターシャという少女は、6歳の小さなエレーナという妹、メリーナ、アレクセイという両親と共に家族“として”生活を送っています。
ある夜、父アレクセイが帰宅し、突然「大冒険に行こう」と言い出します。アレクセイは戸惑うメリーナ、「戻りたくない」と嫌がるナターシャと、大はしゃぎのエレーナを車で連れ出しました。行き先にはプロペラ機が隠されていました。そこに、サイレンを鳴らしたS.H.E.I.L.D.の文字が描かれたパトカーが到着しますが、プロペラ機は追っ手を振り切って空へと飛び出します。
到着したのはキューバでした。そこに待ち構えていた兵士たちに、ナターシャとエレーナは注射で意識を失わされてしまいます。負傷したメリーナ、駆けつけたサングラス姿のドレイコフを握手をかわすアレクセイと、生き別れてしまいます。
ナターシャとエレーナはロシアへと運ばれました。そこはレッドルームと呼ばれるロシアの女性暗殺者養成施設で、過酷な訓練、手術、洗脳が彼女たちを待ち受けていたのでした。
シビル・ウォー直後の2016年。S.H.E.I.L.D.から逃れたナターシャは、ノルウェーでタスクマスターの襲撃に遭う
オハイオから21年後の2016年。ナターシャは、ソコヴィア協定に賛同しながらもキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースに加担する動きを見せたことを発端に、S.H.E.I.L.D.から追われていました。
ようやく逃げ延びたノルウェーで、調達屋リックが用意したトレーラーハウスでひっそり暮らそうとしているところでしたが、ブダペストの隠れ家に届いていた郵便物を狙ったタスクマスターからの襲撃を受けることになります。
狙われた郵便物は赤い物質の入った、いくつものシリンダーでした。ケースの中身は、レッドルームの暗殺者の洗脳を解除する成分が入ったものでした。それを知らないナターシャは、それと共に入っていた、オハイオでとったナターシャとエレーナのプリクラを見て絶句します。
それはモロッコで、レッドルーム育ちの暗殺者となったエレーナが狙っていた、元メンバーだったオクサナの暗殺とオクサナが持つケースでした。その際にエレーナは洗脳解除成分の粉末を浴びたことで洗脳が解け、そのケースをナターシャに送っていたのでした。
ブダペストでの姉妹の再会。壊滅させたはずのレッドルームと、首謀者ドレイコフが生きていたことを知る
ナターシャは、郵便物の送り元だったブダペストの隠れ家に向かうと、待ち構えていたエレーナと鉢合わせをします。家を壊しかねないほどのド派手な戦闘でやりあい”再会”を”喜び”ます。しかし、まだレッドルームが存在していることに唖然とします。
ナターシャは暗殺者の洗脳が解け、S.H.E.I.L.D.に入るための試験を受けました。その試験が、ホークアイ/バートンとともに行ったレッドルームの壊滅でした。爆破したはずのドレイコフは生き延び、今も少女の誘拐と暗殺者“ウィドウ”の養成が続いていたことを、エレーナから知らされるのでした。
2人に、そのウィドウたちが襲いかかりました。ノルウェーで襲撃を受けたタスクマスターも装甲車と共に姿を現し、2人は逃亡します。そしてナターシャは、目の前で負傷したウィドウが遠隔操作でドレイコフに「破棄」操作され命を落とす様子を目の当たりにします。
「洗脳を解除さえできればウィドウは救える」「ウィドウになる前にも適性がなければ殺される」と話すエレーナの言葉に、ナターシャは再びレッドルーム壊滅を決意し、エレーナと立ち上がります。
獄中のアレクセイを救出し、メリーナの住処へ。ナターシャの“家族”が揃う
ナターシャとエレーナが向かったのは、刑務所でした。そこには、ロシアの元スーパーソルジャー、レッドガーディアンだったアレクセイがいました。「ようレッドガーディアン」と揶揄われながら、届けられた郵便物にあったレッドガーディアン人形の中に仕込まれた無線機からの指示で、脱獄に成功します。
呑気に脱獄を喜ぶアレクセイに、ナターシャはオハイオでの暮らし、レッドルームの秘密を問い詰めます。すると、アレクセイは「メリーナはドレイコフの参謀だからわかるはずだ」と明かします。
サンクトペテルブルクに住むメリーナは、住処を突き止めた3人を快く迎えました。そして飼育実験中の豚を見せながら、ウィンターソルジャー計画でヒドラが自由意志を支配する物質を作ることに成功し、レッドルームがより勢力を強めていることを伝えるのです。
そして、ナターシャは捨て子でなく、誘拐された子供だったことも明かします。探し続けた母親は、ドレイコフに殺されていました。メリーナは参謀ではありましたが、彼女もドレイコフに抵抗できないようにされていた元ウィドウでした。そして、レッドルームにナターシャたちの存在を密告したと申し訳なさそうに言うのでした。
レッドルームは上空に存在。タスクマスターの正体は、ナターシャが殺したと悔いていた“彼女”だった
タスクマスターたちがメリーナの住処を襲いました。4人は、空に浮かぶレッドルームに連行されてしまいます。ドレイコフはメリーナに、ナターシャに実験中の薬品を投与しアベンジャーズを操ることを指示します。
しかし、メリーナはナターシャの変装でした。ナターシャはドレイコフを再び殺そうと迫りますが、ドレイコフのフェロモンを嗅ぐと体が動かなくなる洗脳で、殺す動きが取れなくなります。動けずもがくナターシャに、ドレイコフはタスクマスターの正体を口にします。
タスクマスターは、ナターシャがドレイコフ殺害の爆破で巻き込んだと思っていた娘アントニアでした。命を救うために施した処置が、結果的に特殊能力を身につけることとなり、レッドルームの”最終兵器”のようになったと、ドレイコフはニヤつきながらナターシャに説明します。
ナターシャは、自力で鼻の骨を追ってフェロモンロック解除に成功します。そして、レッドルームの落下を支持する操作を行いますが、ウィドウたちが大挙して攻撃を始めてしまいます。手術台に乗せられたエレーナは脱出に成功、アレクセイは21年前のことを悔い、メリーナも合流して最後のレッドルーム壊滅に動きます。
“家族”の絆が、ウィドウたちの洗脳解除と、レッドルーム壊滅の成功に
ウィドウたちとの戦いの最中に、洗脳解除薬をかけることに成功します。そして目覚めたウィドウたちは、落下するレッドルームから逃げ出すことができます。
タスクマスターも、ナターシャの覚悟の元に洗脳解除させることに成功し、ウィドウたちの元に戻ることができました。
落下していくレッドルームと共に、ナターシャとエレーナは落下しながら「あの時は本物の家族だった」と確認しあいます。ナターシャは、自身の洗脳が解けた際にエレーナを迎えにいかなかったことを詫びました。
S.H.I.E.L.D.がレッドルーム壊滅の現場に到着しました。ナターシャは、またしても逃亡しなければなりません。エレーナはウィドウたちとともに旅立ち、アレクセイとメリーナも別々の道を進みます。ナターシャは「アベンジャーズにも希望がある」と口にします。
ラスト1:シビルウォーとインフィニティウォーを繋ぐシーン
2週間後。金髪になったナターシャは、エレーナから譲られた、彼女が初めて自分の意思で選んだベストを着て、リックの調達したジェットに乗り込もうとしていました。このジェットは、シビル・ウォーの脱獄劇に関わるものになります。
調達屋リックに「家族なんて、と思っていたけど」「1つはバラバラだから、くっつけてみるつもり」と言い残し、ジェットに向けて歩き出すナターシャ。オハイオで見た蛍の発光現象に包まれ、BGMはアベンジャーズのテーマが流れ出して、本編は終了します。
ラスト2:エンドゲーム後?エレーナがホークアイ殺害を依頼される?
エレーナが、欲しかった念願の愛犬と共に車を降り立ちました。そこには「姉」「娘」「アベンジャー」「ナターシャ・ロマノフ」と刻まれた墓標がありました。
その横に、「中西部アレルギーなの」と言いながら鼻をかみながらヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌと名乗る女性が立っていました。「休暇中なのよ」「報酬が上がらないとね」と愚痴るエレーナに、ヴァレンティーナは「この男のせいで姉さんは死んだのよ」と、ホークアイの写真を見せて、映画は終了します。
「ブラックウィドウ」登場人物
ここでは主要キャラと新たに登場する人物を中心に紹介します。
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ
ナターシャは、「世界最強の女スパイ」の呼び名を持つアベンジャーズ初代メンバーです。今回は新生児に誘拐されたこと、幼少期から長い間レッドルームで育ったこと、暗殺者の洗脳がとけた際にシールド加入テストとしてレッドルーム壊滅を過去実行したことが明かされます。
今回エレーナとの再会で、家族の絆の大切さを実感し、レッドルーム爆破の巻き添えにしたと後悔していたアントニアが生きていたことを知り、自身の過去の贖罪も果たしたように見えます。それが、彼女をアベンジャーズのメンバーを救出に向かおうとジェットに乗り込ませたのかもしれません。
エレーナ・ベロワ
エレーナは、ナターシャがオハイオで3年間一緒に過ごし、共にレッドルームで過ごした「妹」です。本人曰くは「出自はわからない」と言っており、レッドルームに入れられるために集められた孤児だったとのこと。姉のように慕っていたナターシャがレッドルームを離れたショックは大きく、久々の再会でも「ヒーローの知り合いアンタしかいないんだから」「あのポーズ何?キモっ」など憎まれ口を叩いていますが、愛情の裏返しだったのでしょうね。
原作では、実は二代目ブラック・ウィドウとして活躍します。
アレクセイ・ショスタコフ
アレクセイは、オハイオでナターシャたちと暮らした“父”役でありながら、別名レッド・ガーディアンと呼ばれた元ヒーロー。ソ連バージョンの“キャプテン・アメリカ”みたいな存在で、KGBエージェントですが、ソ連の解体によって、研究所の破壊や、ナターシャたちをレッドルームに預けるまで面倒を見るなど仕事は裏方に回ってしまいました。
空気を読まないオッサンですが、オハイオの3年間と再会時に知ったレッドルームの真実に後悔し、ナターシャたちに手を貸すことに心を決め一緒に戦いました。
メリーナ・ヴォストコフ
メリーナは、アレクセイと共に、オハイオでナターシャたちと生活を共にした“母”役でありながら、ナターシャより前の世代の元ウィドウでありドレイコフの参謀役で、科学者として人間を操る技術の研究を続けています。
彼女自身もドレイコフに逆らえないように操作されていましたが、最後にはようやくナターシャたちと共にレッドルーム壊滅成功に手を貸すことができましたが、事故で片足が不自由となってしまいました。今後はアレクセイと行動を共にするようです。
リック・メイソン
リックは、ナターシャの旧知の仲というキャラで、今回はナターシャの逃亡に手を貸す調達屋です。ナターシャのために最後に調達したクインジェットは、インフィニティ・ウォーで登場するものと同様、つまりリックが調達したことがわかります。
「友達として話を聞くよ」とナターシャに優しく声を掛ける一方で「ロス長官の件で、友人が電話にでない」と、裏の顔?も匂わせます。
ドレイコフ
ドレイコフは、暗殺者養成施設レッドルームの首謀者です。「ウィドウ」と呼ぶ女性暗殺者を養成するために世界各地から、幼い女性を集めて訓練・洗脳・手術を行い、裏社会から世界を操作している、と自負しています。
タスクマスター/アントニア・ドレイコフ
レッドルームでは最優先任務に付く、トップクラスの暗殺者です。見た者の動きを完全に真似ることができる完コピ能力を持ち、レッドルーム内ではスーパーヒーローの映像を常に見て学習しています。
マスクを脱いだその正体は、ドレイコフの娘でした。ナターシャがドレイコフを爆死させようと目論んだ際に巻き添えを食った際に瀕死となり、その治療の一環で、肉体や脳に手を加えられたのです。ウィドウ同様に洗脳も受けて、タスクマスターとして活動していたのでした。
【タスクマスター】ドレイコフの娘「アントニア」と判明!ブラック・ウィドウのヴィランを原作から紐解く
サディアス・ロス
ロス長官といえば、シールドを仕切る国務長官であり、ハルクの宿敵でもあります。今回もナターシャ追跡で登場しました。ナターシャから「必死すぎ」「2度目の手術をしたでしょ」と電話で嘲笑われていました。
ブラックウィドウの伏線・小ネタ集
本作のあちこちで、過去のMCU作品につながる=伏線回収が見られました。
「アベンジャーズ」の伏線回収。「ドレイコフの娘」「ブダペスト」
「アベンジャーズ」で囚われの身となったロキが、ナターシャに向け語っていた台詞は「血塗られた過去を持っている」「ドレイコフの娘」…でした。ここで語られたドレイコフの娘は、まさに今作でのタスクマスターのことです。彼女は、ナターシャのS.H.I.E.L.D.加入試験で、ドレイコフ殺害を目論んだ爆発の巻き添えになってしまったことで、タスクマスターになってしまいました。
また、チタウリとの戦闘場面でバートンと「ブダペスト以来」と言葉を交わしています。ナターシャとバートンが過ごした隠れ家、潜んだ通風孔なども、このあたりの伏線の回収になっていると言えそうです。ちなみに、ロキはこの時「病院の災厄」「サンパウロ」とも口にしていましたが、今作ではそれは語られていませんでした。
ロス”将軍”の「2回目の手術」って???
ナターシャは今作の冒頭で、ロス長官からかかってきた電話で「2回目の手術をしたみたいね」と話していました。ロス長官は「シビルウォー」で、5年前に13時間にも及ぶ心臓のバイパス手術をしたと語っており、その後また体調でも悪くしてしまったのでしょうか?それとも???
ロスは、原作ではハルクの宿敵であり、レッドハルクというヴィランです。また、「インクレディブル・ハルク」ではスーパーソルジャー計画の発案者であることが語られています。心臓の手術でなく、もしかして別の手術かも?という伏線も考えられそうです。
ヴァレンティーナ再び。ヒドラ再来の予感も???
ポストクレジットに登場した謎の女性、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ。エレーナにバートンの写真を見せて、何らかの仕事を依頼しようとしていた人物です。彼女は、映画では初登場ですが、実はすでにMCUデビュー済みです。
ドラマ「ファルコン&ウインターソルジャー」で、一時的な二代目キャプテン・アメリカとなったものの殺人を犯し解雇されてしまったジョン・ウォーカーを「この国にはグレーゾーンに隠し事がある」と言いながら、U Sエージェントに勧誘しました。今回もエレーナを勧誘していることから、今後も暗躍しそうな香りがします。
原作ではこのヴァルは、ロシアのスパイであり、S.H.I.E.L.D.を操るヒドラの一員。「マダム・ヒドラ」と呼ばれています。過去の原作ではニック・フューリーと恋に落ちたりもしていますが「ブラックパンサー2」である人物の元フィアンセだったことが判明。
サンダーボルツの伏線?ヴァルが動いている理由は?
「サンダーボルツ」と言えば、2024年7月公開予定のヴィランで構成されたマーベル初ヴィラン映画です。
その名付けの元となっているのが、「ロス将軍」です。
サンダーボルツは、曰く付きのメンバーだらけのチーム。本作で登場した「エレーナ・ベロワ」「レッド・ガーディアン」「タスクマスター」そして、ウィンターソルジャーで勧誘していた、USエージェント、が加わり、7人が登場することがわかっています。
「ブラック・ウィドウ」の時間軸はシビルウォーのラスト
ラストでナターシャが乗り込んだクインジェット…。思い出しませんか?「シビルウォー」のラストで、キャップがアントマンたちを救出して、クインジェットと救出しているシーンのことを。ナターシャは、ここからキャップと合流したのです。つまり今作の時間軸は、シビルウォーの間でエピソードなのです。 調達屋リックから受け取ったクインジェットは、後に「インフィニティ・ウォー」でも登場しました。
また、ナターシャが身につけていた「ベスト付き」の新ユニフォームは、エレーナからもらったものだということになるのですね。
呼び間違いの「クリムゾン・ダイナモ」 って。
自身の過去にこだわる、元レッド・ガーディアンのアレクセイに、エレーナは「あなたが気にかけているのは、クリムゾン・ダイナモだった時のアホみたいな過去の栄光だけで、誰もそんなこと聞きたくない」と皮肉るシーンがあります。まんまとアレクセイは「レッド・ガーディアンだってば…」と凹むわけですが、このクリムゾン・ダイナモはMCU上ではまだ登場せず、原作に存在するキャラです。
クリムゾン・ダイナモは原作では、ブラックウィドウと共演しています。 また、実は「アイアンマン2」のヴィランがアイアンマンをモチーフにしたものもそう呼ばれていました。 ちなみに、ブラック・ウィドウは「アイアンマン2」で初登場していた、というのも、なんだか偶然のような伏線のような気がしませんか?
原作との違いは?アレクセイとメリーナは、ナターシャとどう関わってる?
今作ではナターシャの”家族”だった、アレクセイとメリーナの2人。あまり原作でのネタに触れられることはありませんでした。というのも、”父”アレクセイは元ロシアのスーパーソルジャーだったことは判明していましたが、原作ではバレリーナだったナターシャと結婚していました。また、今作ではキャップとの対決を夢見ていましたが、原作ではちゃんと対決しています。
また”母”メリーナは、原作ではナターシャに恨みを持つヴィランとして、鋼鉄の鎧姿で登場する「アイアン・メイデン」という人物でした。今回は、ドレイコフの参謀役という役柄で登場しました。
まとめ
- 長らく謎だったナターシャの過去。実は「家族愛」が悲しくも色濃く描かれている
- 「シビルウォー」で逃亡したナターシャが、自分のもう1つの”家族”アベンジャーズ再結集に動き、サノスとの決戦に立ち向かうきっかけとなるストーリー
- 妹分のエレーナがホークアイと相対する日がくる?ドラマ「ホークアイ」で二代目ブラックウィドウ就任の可能性が高まる
いかがでしたか?ナターシャの「家族」への思いを取り戻した今作で、初代アベンジャーズとして、キャップと共にチーム再結集、そして「エンドゲーム」で命を捧げた理由が伝わってきましたね。ここでもう一回「シビルウォー」のラストに戻って、おさらいしたいもの。次々と公開が控えるMCUシリーズに、備えましょう!
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